2021年09月


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(前の記事から続きます)

 人類は約250万年前、アウストラロピテクスの名で登場してから99%以上の歳月を狩猟・採集に依存して生きてきました。

 人間の身体は狩猟や採集に適応しており、野生の食料は何十種も確保することができました。人間は雑食性ですからこの食事は理にかなっています。

 複数の食料を摂取すれば栄養バランスは保ちやすく、一部の食料供給が途絶えても別の選択肢を探ることができます。

 飢えや病気の危険もこの後の時代より少なかったかもしれない。彼らは刺激的で多様な時間を過ごしたことでしょう。

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あさのは塾便り::本・映画など | 09:00 AM | comments (x) | trackback (x)

 人類が農耕・牧畜を始めた経緯はおおむね次のように語られます。約1万年ほど前、氷河期が終わると地球の気候は温暖化し、人類は新しい環境への適応を模索した。

 そんななか、紀元前9500~8500年頃トルコやイランなど西アジアで、世界で初めて小麦の栽培と山羊の飼育が始まった。

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 人類は自然環境に働きかける術を覚え、獲得経済から生産経済の段階へと移行した。人口が増え文明発展の基礎が築かれた。

 かつて農耕・牧畜は中東地域から各地へ順次伝播したと思われていましたが、今では世界のあちこちで独立して食料生産が始まったと考えられているようです。

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あさのは塾便り::本・映画など | 08:13 AM | comments (x) | trackback (x)

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