『グリーン・デスティニー』


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 『グリーン・デスティニー』(2000年)は台湾のアン・リー監督による中国武術(カンフー)映画です。

 剣の名手リー・ムーバイは争いに疲れ、武侠の世界から身を引くことを決意します。彼は心を寄せるユー・シューリンに伝説の碧銘剣(グリーン・デスティニー)を託しますが、たまたまその剣を目にしたのが貴族の娘イェンでした。

 イェンもまた非凡な剣の使い手なのですが、修行の方向性を見失い、さらには意に添わない政略結婚を控えて思い悩んでいたのです。彼女は碧銘剣に魅入られ、これを盗み出して出奔します。リーの積年の仇敵が絡んでいることもわかり、リーたちは彼女を正しい武侠の道に引き戻すべく後を追います。

 都の壮麗な屋敷街、緑沁みいる竹林、急峻な山岳地帯など物語は次々と場所を変えて展開し、古き良き中国の伝奇的世界に思わず引き込まれてしまいます。

 主役にチョウ・ユンファ、ミシェール・ヨー、イェン役にまだ21歳のチャン・ツィイー、彼らの痛快な立ち回りは難しいことを抜きにして楽しいですし、ワイヤー・アクションを使ってあり得ない動きも入りますが、それもまた中国の神秘だということにしましょう。
あさのは便り::雑感 | 09:40 AM | comments (x) | trackback (x)

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