あさのは塾便り::本・映画など


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 ギリシア神話に出てくるオイディプス王のお話です。

 テーバイの国王ライオスは「もし子が生まれれば、その子が父を殺し、母を娶るであろう」という神託を受けます。(当時、神託は神々のお社に行くと、神がかりになった巫女さんが授けてくれます。)

 それで、王はオイディプスが生まれると、そのまま山中に捨てさせました。しかし、赤ん坊は羊飼いに助けられ、巡りめぐって、子どものいないコリントスの王のもとで成長します。

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あさのは塾便り::本・映画など | 09:27 PM | comments (x) | trackback (x)

 子どもの頃は、「大人」というものに勝手なイメージを描いていました。よく「大人なんだからしっかりしなさい」とか「もう子どもじゃないんだから」とか言いますよね。

 だから、大人と子どもの間には何かしら境界があって、ちゃんとした大人になれば、迷ったり悩んだりしなくなるものだと思っていたのです。

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 ところが、実際に自分が大人になってみると、そんなことはあるはずもなく、相変わらず目の前の事柄に一喜一憂して生きています。

 してみると、大人と子どもには違いがあるとしても、それは相対的なもので、構造的には共通しているのだと考えるようになりました。

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あさのは塾便り::本・映画など | 09:24 PM | comments (x) | trackback (x)

 自己啓発本というジャンルがありますね。

 そう、「人生で成功する方法」とか、「自己の能力を引き出すには」とか、生き方に役立つノウハウが書かれているあれです。

 書店で手に取るのはいささか気恥ずかしいが、アドバイスを読んで生かすことができれば、きっと有意義な人生を送れるでしょう。

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 定番のタイトルでいうなら、以下のような本になります。

 ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』
 カーネギー『人を動かす』
 コヴィー『7つの習慣』など
 それぞれベストセラーになっていますし、他にも星の数ほど出版されています。

 (なお、ここで扱うのは本の話です。「自己啓発セミナー」のようなものは玉石混淆と聞きますので、注意が必要です。本でしたら、もしかりにインチキでも、本代を損するだけで済みます)

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あさのは塾便り::本・映画など | 09:21 PM | comments (x) | trackback (x)

 クラシック・バレエ『ジゼル』のお話です。貴族の若者アルブレヒトは自分の身分を隠して、村娘ジゼルと恋仲になっています。

 実は、彼にはバチルドというれっきとした婚約者までいるのですが、目下のところはジゼルに会うのが楽しくて仕方がない。

 しかし、あるとき貴族たちが狩りの途中で村に立ち寄り、そこにバチルドも同行していて、三人は期せずして顔を合わせてしまいます。

 取っ組み合いでも始まれば楽しい話で済んだのですが、あいにくジゼルは繊細で傷つきやすく、おまけに心臓が悪かった。

 恋人の隠し事を知った彼女は、ショックに耐えきれず、気が触れて死んでしまいます。

 なんだか唐突な感じですが、「狂乱の場」は19世紀オペラ界の流行りの演出だそうで、このバレエでも見せ場の一つとされています。

 第一幕はここで終わり。アルブレヒトにしてみれば、軽い気持ちで始めた恋愛が、重たい終わりを告げることとなりました。

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あさのは塾便り::本・映画など | 12:55 AM | comments (x) | trackback (x)

 『眺めのいい部屋』は1986年のイギリス映画(監督ジェームズ・アイヴォリー、原作E.M.フォースター)です。

 時代は20世紀初頭、イギリスの良家の子女ルーシーは、年の離れた従姉のシャーロットとイタリアに旅行に来ています。

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あさのは塾便り::本・映画など | 12:51 AM | comments (x) | trackback (x)

 体が大きくなって、ぽつぽつニキビが出来たり、声が出にくくなったりする中学生を見ると、ややこしい時期が始まるねという気持ちになります。

 当たり前だったことに違和感を感じ始める。心と身体が勝手に成長して、思い通りにならなくなる。

 受験勉強も始まる。進路を決めろとか、自覚を持てとか、せっつかれることでしょう。彼らには、日ごといろいろな難題が待ち受けています。

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あさのは塾便り::本・映画など | 12:42 AM | comments (x) | trackback (x)

 新年を迎えました。学校では、百人一首が課題として出される季節でもあります。

 暗誦の宿題が出て、なかなか覚えられないというぼやきも聞きます。一夜漬けで詰め込む方もいるでしょうが、呪文みたいに丸暗記するのはつらいことですね。

 教師らしいアドバイスをするなら、いきなり覚えようとはせず、一定期間、何度も繰り返し音読するのがよいと思います。

 若い記憶力があれば、それだけで自然に覚えることができます。

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あさのは塾便り::本・映画など | 02:37 AM | comments (x) | trackback (x)

 テレビをつけたら、プロサーファーの男性を取材していました。海が似合う小麦色の肌に引き締まった身体、羨ましい人生です。

 さて、彼は車にミキサーを積んでいて、海岸でスムージーを飲むと言います。スムージーならまんざら知らないわけじゃないと、変な対抗心を燃やして見ていました。

 バナナ、アボガド、豆乳、ナッツとかを入れて、ブーンと回して出来上がり。そんなに珍しくはないなあ。

 ところが、グラスに注ぐのかと思いきや、やおらミキサーの大きな容器を持ち上げ、口をつけて豪快に飲み始めたので、やっぱりすごいなと感じ入ったことでした。

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あさのは塾便り::本・映画など | 02:29 AM | comments (x) | trackback (x)

 親しくなった生徒たちも、やがて3月になれば卒業します。講師の大学生、大学院生たちも同じことで、就職が決まれば去っていく。彼らの希望に満ちた出発を見送るのは清清しいし、羨ましくもあります。

 それに比べると、自分の生活の何一つ変化のないことと言ったら。彼らを出迎え見送るのが仕事ですから当たり前の話ですが、毎日が同じことの繰り返し。世の中にはたゆまず努力して創造的に生きる大人たちも多いわけなので、それを考えると気恥ずかしくなります。

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あさのは塾便り::本・映画など | 02:19 AM | comments (x) | trackback (x)

 地球が誕生したのが46億年前。生物の痕跡が残っているのが35億年前。

 生物は繁栄のために長い準備期間をかけました。成長と繁殖の仕組みを整え、酸素の放出を通じて地球の環境に働きかけました。

 30億年の歳月が過ぎた後、5億4100万年前に多種多様な生物が大量に出現し、古生代が始まりました。

 生物の進化には壮大なロマンがあるし、その苦闘の歴史には敬意を表さずにはいられません。

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あさのは塾便り::本・映画など | 08:10 AM | comments (x) | trackback (x)

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