友だちとの勉強の功罪(1)


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 テスト前になるとよく見かける光景ですが、「友人たちと一緒に勉強することの功罪」を考えてみましょう。

★ よいところ

1.友だちに質問できる

 先生には聞きにくいが、友人には気やすく質問できるという場合があります。

 また、子どもの言葉で、子どもの目線から説明してもらうと、わかりにくかったことが腑に落ちるということもあります。

2.友だちに教えてあげられる
 人に説明してあげることで、自分の理解が深まります。というのは、わかりやすく教えようと努める過程で、自分の知識が整理されたり、あやふやなところに気づいたりするからです。

 実は、これは大人である教師自身も、よく体験することです。「教えることが勉強になる」と言われるゆえんです。

3.問題を出し合える

 テレビにクイズ番組が多いのは、人間は、なぞなぞやクイズが大好きだからでしょう。理科や社会の問題を、お互いに出し合うことで、退屈な暗記事項だと思っていたものが、馴染んできて印象に残り、記憶しやすくなります。

4.友だちの勉強方法を観察できる

 いっしょに勉強することで、成績の良い友人の勉強方法を垣間見ることができます。勉強が出来る人は、勉強のやり方にも工夫を凝らしているものです。

 人間はそれぞれ能力も性格も違うので、他人の方法がそのまま自分に役に立つとは限らないものの、どんなノートを作っているのか見せてもらうだけでも、大いに参考になるはずです。

 逆に、友だちの、あまり上手でない勉強方法を目にして、自分も同じだと反省してしまうこともあります。

5.人が頑張っていると、自分も頑張れる

 一人で家で勉強するよりも、図書館でする方がはかどるというのと同じ理屈でしょう。

(次の記事へと続きます→)
あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:34 PM | comments (x) | trackback (0)

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