勉強ルール 7つの鉄則 (上)


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ルール1.勉強が得意な子どもは、勉強方法を工夫している

 勉強のやり方について、しばしば話をしますが、聞き入れて頑張ろうという子どもは、少数派です。

 勉強の仕方は、生活習慣の一部みたいなものらしく、早寝早起きしなさいと言っても聞かないのと同様、なかなか改善されません。

 しかし、勉強が出来る子どもは、やはり自分の勉強方法に問題意識を持っています。アドバイスには耳を傾けますし、何か工夫ができないかといつも考えています。

 成績の良し悪しの分かれ目は、まずそこから始まると考えてください。


ルール2.自分に合った方法が見つかったころ、成績は伸び始める
 人はそれぞれ能力も性格も違うので、他人の勉強方法がそのまま役に立つとは限りません。ですから、アドバイスを参考にしながら、自分に合った方法を探し続ける必要があります。

 では、どうやったら見つかるのでしょうか。

 それは、もちろん、勉強しながら試行錯誤を続けるのです。勉強方法がわからないと勉強は出来ない、でも、勉強を続けないと勉強方法は見つからない、世の中には、しばしばこうした循環が存在しています。


ルール3.思い出す回数が多いほど、記憶に残る
 覚えられないとか、暗記が苦手とかいうのは、思い出そうとする努力をしないからです。

 興味のあることはすぐに覚えてしまうものですが、それは一日に何度も思い返すせいでしょう。

 練習回数を増やし、何度も思い出すチャンスを作れば、必ず覚えることが出来ます。努力あるのみです。


ルール4.1人で思い出すからこそ、出来るようになる

 教わったことを、1人で思い出そうとすることによって、記憶は復元され定着します。

 ですから、宿題や復習をするときには、最初から先生や友だちに手伝ってもらってはいけません。 まず1人で取り組んでください。

 宿題をするのは、当日の夜、もしくは翌日にするのが適当です。

 思い出す努力をしなければ、記憶は時間の経過につれて速やかに減衰し、一週間後には3割以下になってしまいます。塾へ来る直前に慌てて宿題をする人は、わざわざ忘れてから取り組んでいるのです。わからないところだらけなのも、さもありなんといったところでしょう。


あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 04:43 AM | comments (x) | trackback (x)

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