あさのは塾便り::勉強・子育てなど


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 「節約できるところは、節約しないと。やっぱり本は図書館で借りるのが経済的ね」

 まことにおっしゃる通りです。

 おっしゃる通りなのですが、ただ、もし少しでも余裕があるなら、なるべく本は買って下さい。ゲームソフトに比べれば、そんなに高いものではないはずです。

 本のデザイン、手触り、におい、ページをめくるときのパリッとした音など、書店で新しく買い求めた本には、図書館で借りた本や、電子ブックでは味わうことのできない、五感に語りかけてくるものがあります。

 読み終えた本が、順番に本棚に並んでいくときの、えも言われぬ楽しさというものも味わえます。

 そういうことが積み重なって、ときに子どもを本好きにさせます。もしも余裕があるなら、なるべく本はお買いになって下さい。
あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 09:27 AM | comments (x) | trackback (0)

かまびすしい宣伝競争

 どこの業界にも競争はつきものですが、学習塾業界も例外ではありません。子どもの数は減っているのに、チェーン店は増える傾向にあります。

 折り込みのチラシ広告には、よく派手な色遣いで、定期テスト「○○点アップ!」の文字が踊っていますね。

 点数が上がることは、よいことには違いありませんが、「○○点アップ」の信憑性や信頼性はすごく気になります。だって、テストごとに難しさは違うのですから。


学力アップとダイエット

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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 12:04 AM | comments (x) | trackback (0)

 2011年度より、ローマ字の学習時期が小学3年に変わりました。そのため、小学4年の算数から、アルファベットが記号として図形に使われます。

 ところが、最初のA,B,C…くらいは知っていても、まん中あたりの文字の読み方がわからない子どもが結構います。これは、小学校でアルファベットの教え方について、コンセンサスが取れていないためです。

 大人は読めて当たり前だと思っていますから、子どもが読めないことになかなか気づきません。とくに漢字が苦手な子どもほど、アルファベット、ローマ字でもつまずきが多いようです。
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 09:56 PM | comments (x) | trackback (0)

★ わるいところ

1.友だちに教わったことが、間違っている場合がある

 内容をよく理解していない生徒同士では、質問も答えも、ちんぷんかんぷんになってしまいます。

 こういう子どもたちの場合、わからないからといって、調べたり先生に聞いたりすることもなく、そのまま放ってしまいがちです。

2.一方的に時間を取られる
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:41 PM | comments (x) | trackback (0)

 テスト前になるとよく見かける光景ですが、「友人たちと一緒に勉強することの功罪」を考えてみましょう。

★ よいところ

1.友だちに質問できる

 先生には聞きにくいが、友人には気やすく質問できるという場合があります。

 また、子どもの言葉で、子どもの目線から説明してもらうと、わかりにくかったことが腑に落ちるということもあります。

2.友だちに教えてあげられる
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:34 PM | comments (x) | trackback (0)

 彫刻師ピュグマリオンは現実の女性に絶望し、生涯結婚はしまいと決心しました。そして、理想の女性を夢見て象牙の像を彫り上げたのですが、見れば見るほどその像の美しさに引き込まれるようになりました。

 そこで、彼は女神アプロディテの社に詣でて、このような女性をお与え下さいと一心に祈ったのです。アプロディテは、熱心な信者であった彼の願いを聞き遂げることにしました。

 彼が家に帰ってみると、彫像の肌は温もりを帯びており、やがておずおずと目を開いたのです。

(ブルフィンチ『伝説の時代』から)


期待が現実を変える

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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 12:22 AM | comments (x) | trackback (0)

・産医師異国に向かう(3.141592…)

 近頃は携帯が普及して、電話番号を覚える必要はなくなりましたが、昔は、たいがいの連絡先の番号は暗記していたものです。

 当時を思い起こしてみると、数字の並びに一種の表情が感じられて、それが記憶の助けになっていたようです。頭を使わなくなるにつれて、なにがしかの能力を失いつつある気がします。

  「円周率を覚えた!」と言って、延々と唱えている生徒がいました。それが直接役に立つわけではありませんが、若い間の一時期に記憶力を鍛えることは、決して無駄なことではありません。


・鳴くよウグイス平安京(794)
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 11:30 PM | comments (x) | trackback (x)

・水兵リーベ

 中学・高校の化学で元素の周期表を習うとき、「水兵リーベ僕の船…」(H, He, Li, Be, …)という記憶法を教わりますね。「水兵」とか「リーベ」というドイツ語から察するに、戦前の旧制高校時代から伝わるものでしょう。

 同じような覚え方に、イオン化傾向の「借りよかな、まああてにすんな…」とか、炎色反応の「リアカー無きK村…」なども有名です。少し古めかしくて、どの参考書にも書いてあるところを見ると、やはり伝統あるものなのだと思います。


・ふっくらブラウス
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:43 AM | comments (x) | trackback (0)

・なぜ勉強しないといけないの?

 「因数分解なんて将来役に立つの?」とか「外国行かない人は英語いらないんじゃないの?」というのは、子どもたちがちょくちょく口にする疑問です。

 私は哲学科出身なので、この手の議論は好きです。だから、相手が本当に疑問をぶつけてきたのなら、至って真面目に返答します。

 ただし、多くの場合、要するに彼らは「勉強したくない」だけなのですね。ですから、そういうときは「金髪のかわいい女の子(男の子)に道を聞かれたときのためだよ」みたいな与太話をして煙に巻くことにしています。

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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:20 AM | comments (x) | trackback (0)

・ラインを引く(2)

 かつて代々木ゼミナールの白井先生(高校日本史)に教わった、歴史の教科書の勉強法は次のようなものです。

①教科書を読みながら「年号」にピンクの線を引く。

②2回目を読みながら「人名」に黄色の線を引く。

③3回目を読みながら「その他の太字」にオレンジ色で線を引く。


 こうして何度も読むことで流れが掴め、知識が頭に入り始めるということでした。実際にやってみると、結構時間がかかるので、自分なりに一工夫する余地はあります。
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 08:04 PM | comments (x) | trackback (0)

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